はい、皆さんコンニチワ。百鬼夜号です。
今回、なんかオーナーのTACさんと共にとあるHPのオフ会にゲストとして招待されちゃいました。
行き先はなんと、下呂温泉です。
岐阜県が誇る、日本三大温泉郷のひとつです。


・・・でもですね。ボク車ですから温泉なんか入れませんし、はっきり言ってカンケーないじゃないですか。
走行距離はそろそろ9万キロ。人間で言うと70歳くらいです。お年寄りなんです。
県内とはいえ下呂は遠いですし、あんまり遠出ってしたくないんですよね。

でもTACさんが言うには、
「色とりどりの可愛い子がいっぱい!」なんだそうです。

しかも
「中にはかなりオープンな子もいるし、一夜のアバンチュールとか期待できるかも?!」
なんて誘惑してきます。

あげくには
「俺らの好みである純和風な子もいるらしい」とのこと。

ここまで言われたら行くっきゃないじゃないですか。

 

で、当日・・・喜び勇んで行って来たんですよ。下呂。
ええ、熱烈な歓迎を受けましたよ。

 

 

でもね。

 

 

 

 

確かに皆さん色とりどりです。

 

  

 

ええ、まさしくオープンな方もいます。

 

 

 

 

 

 

 

なるほど、確かに和風です。

 

 

 

 

 

 

 


 

・・・あのヤロウ(>TAC)いつか轢き殺してやろうと思います。

 

 

 

 


 

・・・というわけで(どーゆーワケだか)由緒正しき珍走遊撃部隊、
カークラブ「Cruise」の下呂一泊ツーリングに参加してきました!
 

 


Cruise会長の松下さんは、妖怪百鬼夜号計画が発足してまだ間もない頃に「感動しました」メールをくれた人です。Cruiseサイトの日記ページでも読んでるこっちが恥ずかしくなるほど勿体無い言葉で絶賛してくれてました。
その時からの縁で、時々メール交換やお互いのHPを行き来してカキコしたりしてたのですが、ある日彼からこんなメールが届いたのです。

「”あの百鬼夜号に会いに行く!!”というタイトルで下呂温泉ツーリングを企画したいんですが、ゲスト参加して頂けませんか?」

松下さんとは一度お会いしたいと思ってましたし、向こうから岐阜県まで来てくれるのだから・・・と、なんとかスケジュールをやりくりして参加する旨を伝えました。

数日後、Cruiseのサイト上及び参加メンバー宛てのメールにて、正式にツーリング開催の告知がありました。
百鬼夜号が来る事は当日まで内緒という手筈になってたんですが・・・

 

 

 

第20回クルーズツーリングオフ
閻魔大王に会いに行く!下呂温泉一泊ツーリング!!」

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・バレバレだと思います。(特に一部の人には)

 

 

 

2003年 9月27日 当日。

まさに絶好のドライブ日和。
心地い〜そよ風と、居心地わり〜周囲の視線をその身に受け、百鬼夜号はのんべんたらりと下呂へ向かう。
彼らとは午後4:30に宿泊先であるホテル「富岳」で現地合流の予定。
毎度の事なんですが、時間には十分余裕を持って行動した結果、いつもホント十分過ぎる時間 を持て余すハメになるTACさん。
今回も一時間ほど早くに着いてしまいました。

ホテルの位置を確認してから、時間つぶしに下呂の町を一周してみる。
行楽シーズンの土曜日。しかもココは立派な観光地。町にはたくさんの家族連れやツアー客の皆さんが散策しています。
慣れたつもりでした。もう慣れてしまったつもりでいたんですが。
ああ、やっぱダメです。いや、そんなに見ないで。視線が痛い。いたたたたたっ。
生まれてきてゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ・・・
(萎縮)

おとなしくホテルの駐車場で待つ事に。

 

 

松下さんから「着きました〜〜」の電話。
彼らが待つ、ホテル裏の第二駐車場へと移動。そして、無事Cruiseの皆さんと御対面!
「うわ〜〜〜〜〜〜っ」
「すげぇっ!」
「本物だ・・・」
皆さんの多種多様なドヨメキに随分救われましたああ、来て良かった。
(単純)


さっそく「富岳」にチェックイン。
部屋に入って、改めて皆さんと自己紹介を交わす。

Cruiseの愉快な仲間たち

松下怪長【ZZW30:MR−S】
いやー、HPのコラムとか読んでも判るけど、やっぱ話が面白いわこの人。さすがこの個性的なメンバーを束ねてるだけのことはある。カリスマ性っていうのかな?
それでいて、新参者の私にホントよく気遣ってくれるんですよ。

末さん【ST202:セリカ】
怪長と共に、Cruiseプロモーションビデオ(CV)製作に携わっている人。
かなりパソコンに詳しい。

ZEB羅さん【BB1:プレリュード】
TACが女だったら惚れそうなカッコイイ声の持ち主。
上にあった助手席が畳敷きの写真は彼の車です。まったく変わった事をする人がいたものですな。(オメーが言うな)

SuperLiner部腸さん【BE5:レガシー】
Cruiseのボーリングオフ(B−1)担当部長さんらしい。
カラオケの趣味にTACと共通するところが多いので、いつか一緒に歌いたいものです。

魔グザムさん【L880K:コペン】
「悪名路上郡」の文字をその背に負う真っ赤なTシャツと真っ赤なコペン。まさしく赤い彗星。
すみません。まさか年下だとは思いませんでした。

江墓澤さん【CT9A:ランサーエボリューション】
Cruiseに入会してまだ日が浅い、先が楽しみな若者。
”今どき”な見かけからは想像できないほど礼儀正しい。(失礼)

ヒロ鬼さん【R33:スカイラインGT−R】
まさか後にこの人と壮絶なバトルを繰り広げる事になるとは予想してなかった。
なぜかZEB羅さんとホモ疑惑あり。

除兄さん【GDB:インプレッサSTi】
Cruiseきってのネタ・クリエイター。今回ここへ来る途中、高速道路上でタイヤを見事にバーストさせながらも奇跡の生還を果たすという美味しいネタを既に作っていた。

雷ネスさん【GH−1:HR−V】
兵庫からの参加。これまた礼儀正しい好青年。
かと思えば、自分で作った「妖精さん大量虐殺シューティングゲーム」を披露するという黒い面も見せる。

遺さん【助手席参加】
どうやらマイカーは現在修理に出されているらしい。
思うに、メンバーの中で彼が一番マトモな人間であるような気がする。

 

 

 

見事なまでに女っ気ナシ。♂だらけ。
TACは今までに、自分トコも他所のも含めて実にたくさんのオフ会に参加してきましたが、ここまで硬派な集会も初めてで逆に新鮮です。

 



(ここからはCruiseのHPのツーリングレポも一緒に御覧ください)

 

 

 

しばらく部屋でまったりした後、和やかに酒宴が始まる。

最初の乾杯はゲストの私が音頭をとりましたが、その後Cruiseメンバー全員で”いつもの”乾杯。
「ジーク・ジオン!!」
・・・なんなんだ、この人たちは。

旨い料理と酒に舌鼓を打ちつつ、バカ話に花が咲く。
皆、イイ意味で逝っちゃってる人ばかり。実に楽しい。

その後は、「CV4」の上映会。
松下・末両氏による珠玉の芸術作品!カメラワークやシーン展開・BGMとのシンクロにも異常に凝っており、とても素人が作ったとは思えないほどの完成度。唖然としました。
百鬼夜号のプロモーションビデオ作ってください。
血ヘド吐く思いで作られたこのムービーは、これまた随所にまで凝られたCDケースに収められ、メンバーのみに配布されるそうです。
(TACは特別に貰えましたが)

一銭にもならない事にナニやってるんですか!(だからオマエがゆーな

 

 

 

 

ゆっくりと温泉に浸かり、さて・・・こっからが本番です。
大量に持ち込まれた酒とおつまみで改めて飲みなおすわけですが。
どうやら彼らが宴会をするとき、欠かさず執り行なわれるという通過儀式があるのです。

 

・・・いや、公開処刑と言うべきか。

 

 

 

テーブル上に並べられる「浅草寺激辛唐辛子せんべい」と、見慣れない3種のビール。
ビールは魔グザムさんが調達してきたもので、アップル・ビール
(想像したくありませんが青りんご味だそうです)紅茶ビール(文字通り紅茶が入ってるそうです)・・・そして、あろうことかチョコ・ビール(誰だこんなもん考えたヤツは!!)
一体どこの会社が作っているのか大変いかがわしい飲み物です。
特にチョコ・ビールは匂いを嗅いだだけで軽くトリップしかけるほどの殺傷力。

揃いも揃って劇薬ばかり。ハムスターあたりならアッサリと殺せそう。
毒汁ガチンコ・ファイト!!
ジャンケンで負けた者がコレを飲むという。

ゲストであるTACは当然高見の見物・・・と思いきや、そんな甘っちょろい事が許される雰囲気ではありませんね。はい、やりますよ。やりますとも。
ねえ・・・ワタシ、何か悪い事しましたっけ?(泣)

 

こんなマジなジャンケンは生まれて初めてでした。ホント。

次々と散っていく男達。
TAC、なんとか生き残ってます。まだ。
しかし・・・とうとう来ました。運命の時が。
勝ち抜けルールのジャンケンで、ついに決勝に残ってしまったのです。
相手は・・・ヒロ鬼さん。
しかも、よりにもよってこの時に準備されていた毒汁は、3種類のビールの混合プラス唐辛子せんべいの粉末
(致死量)という、もはやどこに出しても恥ずかしくない立派なレベル4:有害汚染物質。


殺らねば殺られる。

覚悟を決めて拳を握ったその時、ヒロ鬼さんが言う。
「俺、グーを出しますから」

 

 

舞台は一転、福本信行の世界へ

 

 

 

 

 

 

負けたんですけどね。(結論から言うと)

 

 

 

ヒロ鬼

TAC

勝敗

1 パー(申告はグー パー(申告通り) あいこ
2 グー(申告はチョキ グー(申告通り) あいこ
3 パー(申告なし) パー(申告なし) あいこ
4 グー(申告はチョキ チョキ(申告通り) 決着!

 

 

 

 

 

 

 

 

この人、真っ黒です。
利根川です。

薄れゆく意識の中、武田鉄也の「贈る言葉」の一節が切ないメロディに乗って流れてきます。

 

信じ〜〜

 

られぬと〜〜

 

嘆く〜〜

 

よりも〜〜

 

人を〜〜

 

信じて〜〜

 

傷つく〜〜

 

 

 

 

 

方がいいかああぁぁ〜〜〜〜っっっ!!(号泣)

 

ゲストなのにゲストなのにゲストなのにゲストなのにゲストなのにゲストなのにゲストなのにゲストなのにゲストなのにゲストなのにゲストなのにゲストなのに


厳かに差し出される毒汁のグラス。

逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ!

 

覚悟を決めてグビッ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・い・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

い・ざ・べ・るうううぅううぅぅ〜〜〜〜〜〜〜・・・・・・・!!!

(東海地方のごく一部の方だけ判って下さい)

 

 

 

 

 

TACさんは漢らしく散りました。

 


その後も狂宴は続き・・・時間はあっという間に過ぎ去りました。このメンバー、本っっっ当に話題が尽きません。

皆がギブアップして寝オチした後も、TAC、松下さん、魔グザムさん、雷ネスさんの4人は露天風呂へ。
更に加速するディープかつドロリ濃厚な話は、風呂の湯がすっかり”人肌”に冷める深夜にまで続きました。

いや〜〜〜〜、楽しかったなぁ!
 

 



翌朝、ホテルをチェックアウトしてから駐車場にて全員の車を並べ、撮影会。
周辺住民の皆さんには、さぞ奇異な集団に映ったことでしょうな。

 

さあ、名残惜しいけどお別れです。
皆さんに温かく見送られて、百鬼夜号出発。
松下怪長ならびにCruiseのみんな、本当にありがとう!
でもお願いだから全員で合掌して見送るのやめてくださいません?



 

 

 


 

お世話になりました!
カークラブ「Cruise」の今後益々の発展をお祈りして。

 

 

 

 


 

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