闇の世界に巣食う”野の鬼”ども

「ワイルド・シング」 ( Wild Thing )

 


この種のモンスターは、比較的”一般的な”存在といえます。
凶暴な性格で、ヒトを捕食対象にする・・・などの点を除けば、他の動物と同じように独自の生態系のもとで活動しています。
ディオー本島の大樹海「古の森(いにしえのもり)」では、手の平サイズの小さなものから体長20メートル級の大物まで、実に数千種類ものワイルド・シングが確認されています。


 

ドロール.gif (24139 バイト)(No.1) 泥人形 
    ドロール

アンデッド属。
その誕生メカニズムには諸説あるが、戦場跡地などで多くの血が沁み込んだ泥土に死者の怨念が宿ったものだと言われている。
多くの場合、地中に埋もれた死体の表面に寄生して行動するためヒトの形をしている。
本能なのか、生きた肉の体を己の中に取り込もうとするらしく、不幸にも彼らのテリトリーに踏み込んでしまった人間が度々犠牲になる。

第四話登場。ミドリの操る悪霊群に瞬殺された。

 

(No.2) 巨大甲玉蟲 ボーリング・クローラー 

 

ブラザーズ.gif (48500 バイト)(No.3) 仲良し三兄弟 
      ジャム・ブラザーズ

一説には岩ガエルの亜種とされるこの奇妙な生命体は、どういうわけか常に三体一対のチームを編成して行動しておリ、誰が名付けたのかそれぞれ「ラズベリージャム」「ストロベリージャム」「ブルーベリージャム」と呼ばれている。
退化して無くなってしまった前足の代わりに異様に発達した後足と伸縮自在な長い舌を持ち、特に舌は真っ直ぐ伸ばせば鋭い槍となって革の鎧程度なら貫通する威力を持つ。
その高機動性を生かした三体のコンビネーションは標的となった獲物を瞬く間に追い詰め、仕留めるだろう。
好戦的で残忍な性格の優秀なハンターである。

 

(No.4)

 

 

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