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A ユリオン・レジェンダ 主人公。本名「田中沙織」17歳。明朗快活、質実剛健の空手少女。
ある朝、通学途中に謎の宝石「クラレッタの瞳」を拾った途端、幻想世界ディオーに転生してしまう。その時のショックで記憶を失った彼女はフェルザード王国ロドの村に”ユリオン”の名で暮らす事になる。
優れたフォース(霊力)を開花させ、あっという間に屈強のオルフェ(魔法使い)となった彼女は、更なる高みであるネロ(神仙)の称号を得るために日夜修行に明け暮れる毎日だったが、やがて世界の存亡を賭けた神々の戦いに巻き込まれてゆく。
運命に翻弄されながらも、仲間の死や愛する人との別れを通じて人間として女として成長していく。
B 閑間 悟 沙織の幼馴染。気弱でまっすぐな性格の17歳。しかし高校空手界では不敗の猛者でもある。
突然行方不明となった沙織を探し続けるうちに遂に次元の壁を越えてディオーに転生した。
彼もまた類稀なるフォースの持ち主であったため、フェルザード王国侵攻を企てるハートワーズ王国の陰謀に利用されそうになる。
闘神クリストファーの加護を受け、四大精霊王を操るエレメンタリアン(召還術士)としてユリオンをサポートする。ガルデローニアとの最後の戦いにおいては、ジュダスとの壮絶な一騎討ちの末、見事勝利。ユリオンに長い間秘めていた想いを伝えたあと・・・帰らぬ人となった。
C エフォーリア・カーベル ロドの村に住む占星術師の少女。ユリオンの親友であり、また良き理解者でもある。聡明で可憐、そしてその心優しさゆえに誰からも愛されている。予言の力を持っており、ユリオンをはじめとする多くの人々をその助言により救ってきた。
悟に片想いをしていたが、彼がユリオンを愛している事を察し、身を引く。
レドリクスの魔剣により殺されてしまったユリオンを蘇らせる為、自らの命を引き換えにする「復活の儀」を行なう。その結果・・・シェルゼルブの毒牙にかかり、若い命を散らす事となった。
最後まで愛の為に生き、死んでいった・・・純粋な魂の持ち主だった。
D レオポルド・ジーク ユリオン達と同様、他の世界からディオーへ転生してきた若き発明家。人嫌いの難しい性格だが、本当は照れ屋で義理堅い。
ユリオンがネロの称号を得るためにフェルザード国王から言い渡された最初のクエスト(探求の旅)に同行した。
自称メカニシャン(機械魔法師)。フォースと連動する数々の装置を操り、幾度となくユリオン達を助けている。
E テロス・テイラー ロドの村に住む騎士。その端整なマスクと男らしい性格で多くの女性ファンを持つ。ユリオンも彼の熱烈な信奉者だった。
光の妖精「とりんぷるん」を救出する為、ユリオン達と共に「古の森」の奥にあるという異形の要塞「屍の城」へ向かう。その旅の中でユリオンに対する自分の想いに気付いた彼は、それを告白し、やがて求め合うがままに二人は結ばれる事となる
・・・しかしその夜を最後に、彼がユリオンのもとに戻る事はなかった。
F すた 無邪気で気まぐれで仲良しな三つ子「とりんぷるん」の一人。他に「そる」と「むん」がいる。
彼女らはそれぞれ星・太陽・月を司る光の妖精であり、ガルデローニアの策謀により「屍の城」に幽閉されていたところをユリオン達に救出された。しかし、安心したのも束の間、リック・ファイヤーの凶弾によって殺されてしまう。
ディオーでは太古の昔からフェルザード王国とハートワーズ王国の冷たい対立が続いていたのだが、この事件をキッカケに、ユリオン達は人間が本当に向かい合わなければならない真の敵を知るのである。
G クラレッタ 愛を説き、真実を謳う美の女神。闘神クリストファーの妻でもある。
世界を闇に包もうとする邪神の帝王デリトとの戦いで傷付いたクリストファーを助ける為、かつて一度だけ剣を取った。その時にデリトと相討ち、ともに次元の彼方へと封印された。
彼女がその持てる力の全てを封じた紅玉石こそが「クラリオ」・・・後に「クラレッタの瞳」と呼ばれる事となる宝玉である。これを手にした者は、クラレッタの後継者として世界を救うため、デリトとあいまみえる宿命を背負うのである。
a デリト 全ての邪神とバスター・デバイスを統括するガルデローニアの邪神帝
その恐るべき魔力と際限無き破壊欲で、過去幾度と無くディオーを滅亡の危機に陥れてきた。
多くの犠牲を乗り越え、ついにブラッドレー・パレスの最上階に辿り着いたユリオンは、玉座の間にてデリトと対峙するも、わずかな剣傷すら与える事は出来なかった。怒りと悲しみにのみ支配されたユリオンのフォースは、「ラルの咆哮」と呼ばれる”負”のフォースであり、それはデリトに力を与えるだけだったのである。
唯一デリトを死に至らしめるフォース「アイリシアの吐息」・・・それは相手を哀れみ、慈しむ心から発せられるフォース。ユリオンがその事に気付くまでには、更に大き過ぎる犠牲が・・・・・・・かけがえの無い大切な者との「別れ」が待っていた。
b ジュダス デリトの参謀。ネオ・ガルデローニア復興のため、デリトの封印を解いた張本人。
最強最大のバスター・デバイスである「破壊神ゴライアス」を操って、デイオー本島に壊滅的ダメージを与えた。
ゴライアスの心臓が鼓動を続ける「大地(ゴライ)の塔」の内部にて、悟との最後の決戦に臨む。
圧倒的な猛攻撃で悟を苦しめたが、結局は悟のユリオンを想う愛の力と執念の前に倒される。
c レドリクス かつて魔術武闘会(コロッサス)にてユリオンを負かした経歴を持つ”次元環使い”。その強さを見込んだサンドーラによって「ロフテクの頭蓋」を与えられ、悪魔騎士となる。
彼の持つ「ガルファー・スペシャル・マクドナルド・スラッガー・ソード」は、どんな物でも時空間ごと切り刻む呪いの邪聖剣であり、実に数多くのオルフェ達がその刃によって狩られていった。
テロスを斬殺し、その後ガルデローニアに迷い込んだユリオンをも一度殺している。
「妖(あやかし)の背骨」と呼ばれるディオー最果ての地で、魔剣士ヘルカの軍団を率いてフェルザード・ハートワーズ連合親衛騎士団と激突。復活したユリオンの、パワーアップした磁場雷撃砲「マグネイザー・キャノン」に貫かれ、最後は人間としての心を取り戻し・・・果てた。
d サンドーラ ”表側の監視役”として、ガルデローニアより派遣された魔女。多彩な呪詛やクリーチャーを操り、ユリオン達を苦しめた。
自らが作り上げた死肉のゴーレム「リブロウ」と、影の暗殺部隊「餓修羅忍び衆」を従え、「屍の城」に潜入したユリオン達を迎え撃つが、激闘の末倒された。
余談だが、「パンダジジー」では彼女の妹にあたる凶悪な魔女「エキドナ」が登場する。
e リック・ファイヤー 暗殺師。包帯に巻かれたミイラのような体に巨大なマガジンを背負い、左腕に仕込まれた機関銃ナックルダスターを掃射する。その凶弾は「とりんぷるん」の”すた”を死に至らしめた。
自作の銃「ハイパーマグナム」を携えたレオポルドと壮絶な銃撃戦を展開。
とっさの機転を利かせたレオポルドの作戦により上空から弾丸の雨を浴びたリックは、飛散した体をその凄まじい復元力で再生しようとするが、一枚上手だったレオポルドの爆砕結界「ヒート・ボール」に封じ込められ塵と化した。
f シェルゼルブ ガルデローニアの闇巫女。人の体に憑依し、操る能力を持つ。
「ドリシラ」の名でロドの村に潜入し、エフォーリアの体に乗り移った彼女は、ユリオンの育ての親であるラビアおばさんを刺殺。さらには悟をも手にかけようとした。しかし、悟への愛ゆえに凄まじいフォースで抵抗するエフォーリアの力はついに彼女の術を破り、自らの胸にナイフを突き立てるのだった。
「私に操れないものがあるなんて・・・!!」断末魔の絶叫が響き、やがて潰えた時・・・胸を真紅に染めたエフォーリアは静かに崩れ落ちた。この残酷な死こそ、彼女がユリオンの復活と引き換えに自ら望んだ「代償」だったのである。
g ロゼラー 寄生蟲。自由に形態変化するスライム状の体を持ち、人の体に寄生する。
フェルザード王国第一皇女ルイの婚約者・ネビュラートの体に取り憑いて、王宮を内部から混乱させようとした。その際、フェルザードの国宝であり、全ての伝説とデリトの弱点が記されているという究極の聖書「ランディース・パルセトラ」を破壊した。
正体を見破ったルイを「死神砦」と呼ばれる洞窟に誘い出し、新たな宿主として寄生しようとするも失敗。激しい念動力戦の末、ルイの歪重力念動破(ディスト・グラビティー)によって砕け散った。

 

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