鋼鉄の暴れ牛を駆る
ベクターヘッド財閥の御曹子

金牛宮のアスモデル

(by TAC)

年齢 15歳
性格 自己中心主義。自信家。
独占欲が異常に強い。
典型的金持ちのボン。
装備 アサルト・タンク
吉野家mkII(改)
必殺技 「マッドブル・ダッシュ」
超マイクロ合金鋼のバンパーを活かした体当たり攻撃。敵の形状によってはアスモデル本人が怪我するので使用には注意が必要。

「ワイルドブル・ディスチャージ」
両の角の先端に高エネルギー体”重積ヴォーテックス”を発動させ、放射する。非常に強力な技だが、多くの場合アスモデル本人も全治二週間以上の大怪我をするので使用には覚悟が必要。

「クレイジーブル・コラーゲン」
謎の細菌兵器。
使用禁止。

TACより
一言
他の人がどんなデザインで描いてくるのか予想も出来ないこの企画。
「よりにもよって言い出しっぺのオマエがいきなりソレかい!」と、突っ込まれそうな奇抜なデザインになってしまいました。
でも、こーゆーのもアリなのです。

ベクターヘッド・ゼネラル・プロダクツ・・・戦艦や機動兵器のフレーム素材となるマイクロ合金の開発・生産により、一躍星系内随一の巨大企業となった会社である。その軍事産業における商業シェアは九割を超える。
アスモデル(本名ジョルジュ・ネビュラート・サンタモニカ・ベクターヘッドJr.)は、その第十二代社長ヴォルドの一人息子である。

輝ける将来を約束された何不自由の無い裕福な生活を送っていたが、やがてそんな毎日に退屈をおぼえるようになる。

生まれつき足が不自由だったため与えられていた最新式の車椅子に、「有事に備えて」という名目で更に多額の資金を投入し武装などの改造を繰り返した結果・・・もはや車椅子とは呼べないような装甲戦車になった。

ある日、彼は幼い頃死別した母親の死因が、仕事一貫で家庭を顧みない父親への心労であった事を知る。
その日から父に対して不信感を抱くようになった彼は、ついに地位も名声も捨てて家を出ることを決心する。この世で唯一信頼できる相棒「吉野家mkII(改)」と共に。

彼がいつしか傭兵部隊ZODIACの一員となり、父の創り上げた近代兵器を破壊する側の人間になったのは運命の皮肉か。
それとも彼自身が望んだ父への復讐なのか・・・?