古代超文明の遺産

「Ａ・Ｓ・Ｄ」　（　Ａｇｅｌｉａｎ−Ｓｅｃｕｌｉｔｙ−Ｄｒｏｉｄ　）

ロコ・トルーアはディオー本島から４０キロ離れた沖合いにある孤島ですが、もともとは陸続きでした。
太古の昔、この世界全土を襲った空前の地殻変動「ヒュドラ群発地震」によって切り離されてしまったのです。
それ以前、ディオーには古代統一国家「アジリア」の時代がありました。
ヒュドラ群発地震によって滅ぶ事となったこの巨大国家は、優れた錬金術と魔法科学で構築された超文明を有していたのです。
「Ａ・Ｓ・Ｄ」は彼らの超文明によって生み出された未知の機械生命体です。
主に土木作業や運搬車両として使われたのですが、戦争時には兵器としても十分な活躍をしたと言われています。
現在では何体かが各地の遺跡から発掘されています。
中にはまだシステムが生きているものが突然暴走し、人々を襲うという事故が過去に報告されています。

（Ｎｏ．１） 　”屑鉄処理人”　 アイアン・ジャンキー・ジャンカー オノノコ町に突如出現し、巨大な破砕鉄槌を振り回してあらゆる物を粉々に破壊した恐るべきＡ・Ｓ・Ｄ。アジリアの時代においては建造物や廃棄Ａ・Ｓ・Ｄの「解体作業用」に使われていたと考えられている。 コントロールブレーンである頭部とメインパワーユニットである両肩は半重力で宙に浮いておリ、動力管を切り離せば独立して行動出来る。（時間制限付きで高い所の作業も可能） 何処かの遺跡から発掘された後、何者かによって簡単な整備を施されたらしく、凶暴な破壊本能のままに無作為な「解体作業」を繰り返している。

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