ちょっと近況。
つい先日、百鬼夜号のオドメーターが、キリ番をゲット!
わぁい!
末広がりでメデタイねぇ!
ハッハッハッハッハッハッハッハッハ・・・・・・・・・・
・・・・・笑い事じゃありません。(そろそろヤヴァい御年頃)
雑誌掲載情報。
以前にも載っけてくださった軽カードレスアップマガジン「AutoKlein」7月号(2004年6月10日発売)に、再掲というカタチで掲載されますた!
・・・今月の特集は、
めちゃ2ヤリすぎッ!
めちゃ ヤリすぎッ!
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・・・やっぱ、ヤリすぎですか・・・ _| ̄|○
百鬼夜号の屋根をドリルでぶち抜くという
忌まわしき伝説を築いたあの男
ぼっくんが・・・
遂にHPを開設!
漫画のバックナンバーを全話揃えてます。
エラそーな映画批評もあるよ!
2004年 8月7日(土)・8日(日)
世界妖怪会議(in八日市)にむけて
皆さん「世界妖怪会議」って知ってますか?
なにっ!知らないですってぇ〜〜?!
・・・えーと。
多分それで正しいです。一般ピーポーには。(割と失礼なヤツ)
実は今回でもう9回目を数え、毎年全国のどこかで行なわれてるんですよ。
水木しげる先生を筆頭に、京極夏彦先生・荒俣宏先生・多田克己先生という日本が誇る4大妖怪で財を成した人・・・もとい、4大妖怪巨匠が集い、パネルディスカッションを行なうというイベントです。
「毎年一体ナニをそんなに話すことがあるのか」と、妖怪に興味のない人は思うでしょうが、ええボクも思いました。(実に失礼なヤツ)
でも妖怪マニアにとって、コレに参加する事は一種のブルータスなのですよ!あ、ステータスですかそうですか。
百鬼夜号を駆る者として、やっぱり一度は行っておかねばならないワケですよ!
ちなみに前回の会場は青森の下北。前々回の会場は鳥取境港市でした。どちらも遠くて行けませんでした。
で、今回です。
今回の開催地は滋賀県八日市(別名妖怪地)。
そう!昨年「妖怪扮装パレード・百鬼夜行」でTACが暑さのあまり死にかけ、百鬼夜号がホコテンから追い出された(実はまだ少し根に持ってるらしい)あの「八日市妖怪祭り」が行なわれた場所です!どうやら市制50周年記念事業として
八日市が「妖怪会議」を誘致し、「妖怪祭り」と一緒にやっちゃうみたいです。なんか早口言葉みたいです。
ココなら行けない距離ではありません。(仕事は一日サボる事になりますが)
昨年お世話になった太郎坊天狗さんから掲示板へお誘いのカキコもありましたし、正式に参加することになりました。
祝!世界妖怪会議初デビューです!
昨年同様、フジコ(ぼっくんの妹)が同行します。
また大阪からお馴染みのZou-さん、そして水木ロードからも黒目さん、マスター、入道さんが駆けつけます。
「海猿隊」の皆さんも多数参加表明してますし、京都の妖怪博学人妻かなよさん、某有名妖怪ライターさんも御忍びで来るとのこと。
こいつぁ扮装にも断然気合が入るってモンですよ!
そう、実は今回も妖怪扮装します。
前回は全然やるつもりがなくって直前に半ば強制参加というカタチでしたが、今回はきちんと準備していくつもりです。
百鬼夜行パレードは勿論ですが、妖怪会議場にも扮装で参加します。そうすると入場料(ネットで予約済み:3000円)から500円のキャッシュバックがあるのです。
プロの仕事を見せてやるぜ!
つーわけで、
製作開始☆
さて、どの妖怪にしようか?・・・という選択は、いともあっさり決まりました。
やっぱり百鬼夜号の100体の中から選びたいし、今回初めて遭遇する事になる御大京極夏彦先生のベストセラー小説にちなんで「狂骨」に決定!
コイツです。
・・・・・しかし。
前から思ってたんですけど、コイツ絶対変ですよねぇ。
顔は髑髏、まあこれはエアブラシで描くとして。髪は安モンのウィッグを買ってこればいいでしょう。
一番の謎、この服は一体ナンだ??
狂骨は井戸に落ちて死んだ者の怨霊。
袖のベロベロはともかく、胸元の三つボタンがよく判りません。学生服?もしくは軍服?元は何だったんだ?
これはさすがに売ってそうにないので作るしかないでしょう・・・。
でもTACさんには強い味方がいます。
そう、大阪在住・プロのパタンナーZou−さん!
パタンナーとは要するに服を作る人。どんなアヤシイ服でも彼女の手にかかれば型紙から製作してくれます。
今回共に参加を表明している彼女に相談したら、あっさりと「作っちゃる!」との快諾を得ました。ああ、持つべきモンは友達だね〜〜。感謝。
しかも彼女の扮装も「狂骨」に決定しました。狂骨ツインズ結成です。
ちなみにフジコは100均のネコ耳と尻尾を付けて「猫娘」だそうな。なんて安上がりなんだ。
よし、衣装はZou−さんに任せてこっちは髑髏面(二人分)の製作にかかるとしよう。
材料は、ぼっくんに貰った壁紙(家屋用)にしました。
スッポリ被るタイプにするため、とりあえず顔に巻きつけてみる。
(モデル:ウチの職場の事務員ムラカミKちゃん)
「30過ぎて、一体ナニやってんだろ俺・・・」と、いつもの疑問が脳裏を掠めますが、気を取り直して続ける事にします。
だいたいの目の位置に印をつけ、カッターで小さな覗き穴を開ける。
次に裏返して、一面にガムテープを貼る。
これは補強です。
家屋用で多少丈夫とは言っても、所詮壁紙は文字通り紙。無理をすれば簡単に破れてしまいますからね。汗でふやけたりするのを防止するための防水処理でもあります。
その代わり、シャレにならんほど臭くなりました。
我慢してね、Zou−さん☆
そしてブラシ開始。
覗き穴の位置に眼窩がくる様に、髑髏を描いていきます。
もう慣れたもんですよ。スラスラ〜〜〜〜ってなもんですよ。
ある程度描けたら口の部分にも会話用(つーか、呼吸用)に穴を開け、アタマの形に合わせて頭頂部を折り込み、テープ&接着剤で固定。
で、とりあえず完成したのがコレ(↓)。
(TAC用・狂骨さんヘッド)
後ろ襟2ヶ所で谷折りし、ゴム紐を通す事によって被った後の首周りの密着性を高めてます。
我ながらグッジョブです。
被ってみましょう。
もうすぐ34歳☆ちなみに独身♪
イヤんなるほどジャストフィット。
一応サイズには余裕を持たせたつもりでしたがどこで間違えたのでしょう。被る時も脱ぐ時も一苦労です。
TACさんは割と小顔なので、もう完全に私以外の人には被れないものになりました。
それより・・・・・めっちゃ暑いんですけどっ!!(深刻)
昨年の百鬼夜行で死にかけたのに、ちっとも教訓になってません。
あの暑い最中を、
こんなもん被って、そのうえ更に長髪のカツラ被って、
しかも体に密着した正体不明のベロベロ服を着て歩くってか?
これはナニか、なんかの罰ゲームか?!
(悪いのはウンザリするほど自分です☆)
・・・・・と、とりあえずストローだけは携帯しておこうと思います。(マメに水分補給して生き永らえるつもりらしい)
ちなみにZou−さん用に描いたのがコレ。(→)
女の子らしく化粧なんぞ施してみましたが、どっから見ても恥ずかしくないほど恥ずかしいピエロですな。
我慢してね、Zou−さん☆
彼女にはこのまま引き渡し、自分の顔に合わせて好きなよーに御面を作ってもらうことにする。
少なくとも俺のは見本にしないほうがいいぞ。
さて、あとはウイッグと服だけだ。
7月8日(日)、TACとZou-さん共通の友人であるのんちゃんが所属する某劇団の公演に行って来ました。「チューハイ・ウツボカズラ」だったかな?(正しい情報を知りたい方はこちらへ)
で、その公演後。
飲み会までの空いた時間を利用して、名駅の東急ハンズで狂骨用ウィッグを購入。
パーティーグッズ:2500円くらい
安物ですが、狂骨にはちょっと綺麗過ぎるのでエアブラシで小汚くするつもり。
コイツをあのマスクと合わせるとどうなるのか?楽しみで楽しみで胃が痛くなる思いです。
そしてその場に同席していたZou-さん、ちゃっかり仮縫いした状態の衣装を持参していました。仕事はやっ。
飲み屋の奥座敷にて、サイズと長け合わせのために試着。脇を通り過ぎる店員さんや他の客らの怪訝な視線がとても痛かったです。
で、後日送られてきた完成品がコレ。
さすがプロ。カンペキな仕事です。
袖のベロベロも胸元のよくわからんデカボタンも忠実に再現されていて、背中にはファスナー付き。
下着が透けないように二層構造になっていて、着てみたところサイズもバッチリ。
つか、暑いッちゅーの!!!(超深刻)
・・・当日妖怪会議に参加予定の皆様。
もし道端で脱水症状を起こしブッ倒れている狂骨を見かけたら、どうかやさしく介抱してやってくださいね。
美女に限り、マウストゥーマウスの人工呼吸も許可します。
その夜、一人部屋でマスク・ウィッグ共に合わせてみましたが、鏡の前で軽く泣きました。
そんな33歳の夏の夜。
(完成図は当日までのお楽しみって事で)