☆四日目(25日)☆
え〜、皆様長らくお付き合いくださいましてありがとうございました。
新しい試みとして「対談形式によるオフ会レポート」をお送りしてまいりましたが、普通に書けば1行で終わる内容が十行くらいに膨れ上がるという(当たり前と言えば当たり前な)大変クドいものになってしまいました。
更に言えば、ほとんど百鬼夜号の出番がなかったただ自分が遊んでただけの内容になってしまいました。
ええ二度とやりません。ごめんなさい。
4日目は朝一番にSYOさんの車に先導されて積載車が停めてある駐車場に行き、前に発表した例の「抽選会最終ラウンド」を行いました。
一応そのつもりでルーレットだけは前もって持参していたのですが、ガムテープなどの備品を全く準備していなかった為、わざわざSYOさんにコンビニまで一走りしてもらうなど最後まで御世話になりっぱなし。
本当にとても充実した3日間でありました。
境港でも思った事なんですが、つくづく百鬼夜号が自分にもたらしてくれたものは大きいな、と感じます。福山で出会った人達は、誰もがまるで昔から馴染みであるかのように温かく迎え入れてくれました。
でもこう考えるのです。もし、仮にTACが絵を描くことが好きでなかったら。
もし、TACが妖怪を好きでなかったら。
もし、板金屋の息子でなかったら。
もし、ネットをしていなかったら。
もし、HPを開いてなかったら。
もし、あのMIRAを友人から譲り受けてなかったら。
もし、境港へ行ってなかったら。
もし、「ゲゲゲ」の前でSYOさんに声をかけられなかったら・・・・・・・・・決して彼らと出会う事はなかったのです。
鳥取も広島も富山も、岐阜からは遠く離れています。
百鬼夜号が無かったら。彼らと知り合う事は永遠になかったのです。
人と人の出会い、そして縁(えにし)というものは。
あらゆる条件が揃ってはじめてもたらされる、それはまさに奇跡に近い偶然なのだとしみじみ思います。
ありがとう百鬼夜号。おまえは本当にたくさんの奇跡を俺にくれた。
無事、抽選会を終え・・・とうとうSYOさんともお別れの時がきました。
SYOさんは今日から仕事なのに、TACの為に午前だけ休みをとっていてくれたのです。
ありがとう。本当に御世話になりました。境港の目玉マスターに次いで、この遠き福山の地にも心から信頼できる「兄貴」ができた事を本当に嬉しく思います。
百鬼夜号を載せた積載車のエンジンをかけ、乗り込む前にSYOさんと堅く握手をかわす。
その時に、TACが心から思った事。
サングラスをしておいて、
・・・・・・本当に良かった。
2003年もあと一ヶ月あまり。
昨年末、気まぐれで行った西日本百鬼夜紀行で水木しげるロードを訪れたあの日から一年・・・今年は運命の歯車がブンブン回り、まさに百鬼夜号にとっては躍進の年とも言えた。水木先生をはじめ、多くの妖怪仲間・友達と出会えた。
2004年は、やるぜ。
もっともっとやるぜ。日本中を妖怪パワーで駆け抜けてやる。
ついて来てくれるよな、百鬼夜号。
おまえとなら、どこまででも行ける。
妖怪って、
最ッッ高!!
百の鬼を乗せて。軽やかに力強く。
積載車はただ走る。
百の鬼と共に。
北へ北へと。
糸冬
(追記)
拝啓 SYO様 及び、 ワタシが福山滞在中に接触を持った全ての皆様。 先日は本当にお世話になりました。 皆様と共に過ごしたあの3日間は実に楽しく、おかげさまで大変思い出深いものとなりました。
・・・さて、 あの日からもう半年が過ぎ(5月1日現在)、そろそろ時効かと思いますので、
あの福山滞在中、実はワタシ・・・
・・・ほとんどマトモに歯を磨いてません(超汚)
だ・・・だって、だって! 毎晩のよーに深夜まで飲み明かし、翌朝はギリギリまで寝てて身繕いもソコソコにあわてて出発!なんて日が続いたんですよ!!起きてから最低2時間は脳が覚醒していないTACさんが、そんなバタバタな状態で歯を磨けるわけないでしょう!!(寝る前に磨けよ)
・・・いかに女好きなTACさんとはいえ、あの三日間だけはどっかでオンナ引っ掛けてディ〜〜〜プ・キッス!!なんて事、誓ってしておりません。 あ、ちなみに顔はちゃんと洗ってましたよ☆
敬具 TAC
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・・・ああ・・・せっかく綺麗に終わろうとしてたのに、やっぱり台無し。
「抽選会」の賞品として作った妖怪掛軸、本格的に始めてみる事にしました!
なにぶん初めての経験でいろいろ不手際もあるかと思いますが、もし良かったら買ってください!
オーダーメイドで、どんな注文にも対応します。
全てエアブラシによる手描き。世界に一枚しかないオリジナル仕様。
個性的なインテリアに、意表をついた贈り物に。
(おまけ)
「百鬼夜号」や「妖怪掛軸」を見て、エアブラシに興味を持った方はどうぞ!
Dr.たっくの
「えあぶらし狂室」