(その15) こんなん貰っちゃいました。
TACは基本的に指輪などの装飾品を身につける習慣がありません。
ビンボーだから持ってないというのもありますが、カネがあったってそんなモンに使う事はまずないでしょう。
第一、絶対に似合いません。(自信満々)
そんなTACの洒落っ気の無さを憂いたのか、イトコのぼっくんがこんな物をくれました。(↓)
なんとシルバーリングです。
しかも完全オリジナルの御手製です。
ぼっくんは(まだカケダシですが)趣味で銀細工をやっているのです。器用なヤツです。
で、このアヤしいリングは、昔ワタシが描いたマンガに登場する「使い夢魔(人の深層意識下に侵入して悪夢を見せる蟲)」をデザインしたものなのです。
アヤし過ぎます。
まさに百鬼夜号を駆る者の指を飾るにふさわしい。
普段は図のようなリングスタンドに飾ってダッシュボード上に置いてあります。
ありがとう、ぼっくん!
その溢れんばかりの創作意欲と資質を、もっと自身の人生や仕事に活かせられたならばあるいは君も(この先は余計な御節介なので自粛)
(その16) ホイールキャップを木製に!
考えてみれば、気付くのが遅過ぎます。
車をイジるなら、まず最初はタイヤかホイールだろう!
百鬼夜号のタイヤはどノーマルです。しかもホイールは薄汚れたテッチンです。
つまりホイールキャップも、引き取った時からずっと付きっぱなしの小汚いヤツです。
なんとかしなさい、TAC!とても見苦しいわ!ハイすびばせん。
・・・というわけで、ホイールキャップにもブラシを入れる事にします。
その為に、わざわざ新品の純正ホイールキャップ(白)も購入。
なんか、エライ高いですねダイ●ツさん。ホイールキャップの分際で。
本来ならばホイールキャップにこそ「輪入道」や「片輪車」などの妖怪を描くべきなのですが、それは出来ません。
輪入道は既に天井に描いてあるのでダブりますし、そもそも百鬼夜号なのですからこれ以上妖怪を増やす事は出来ないんです。
そこで大八車のような、「木製の車輪」にする事にしました。
こんなふうに(↓)。
・・・そりゃTACさんのする事ですから只の車輪であるはずがございません。
人魂を絡ませたり、蛇を絡ませたり、目玉や髑髏を陰から覗かせてみたり・・・と、相変わらず悪趣味度は天下一品です。(自慢になりません)
付けてみたら、こんな感じになりました。
ねえ、ちょっと。
イイんじゃないっすか?
イイんじゃないっすか?
イイんじゃないっすか?
イイって言えよ、ゴルァ!!(逆ギレ)
しかし一つ問題も発生。
百鬼夜号は、おそらく鍵付けっぱなしで放置していたところでそう簡単に盗む人はいないでしょう。
こんな車です。逃げ場はありません。
しかし、このホイールキャップだけなら簡単に取れますから盗もうと思えば盗めます。
いや、そんな盗むほど大層なモノじゃないんですけどね?だってホラ、世の中結構変わった趣味の人もいるし。(オメーが言うか)
皆様にお願い。
特にロックとか致しませんが、どうか盗まないでやってください。
TACは性善説を信じます。世の中、そんな悪い人ばかりじゃありませんよ。うん。
今までいろんな所に駐車してきたけどまだ一度も傷付けられてないし。うんうん。
覚悟はしてました。でも意外と世の中イイ人ばかりです。だから大丈夫です。うんうんうん。
・・・でももしホントに盗まれちゃったらネタにはなるな・・・。(こういう考え方がすでにダメダメ)
あけましておめでとうございます!
(2003 元旦)
いやぁ、まさかこの「妖怪百鬼夜号計画」が2回目の正月を迎えられるほど(ダラダラと)続くなんて思ってもみなかったですよホント。
百鬼夜号に乗るようになってからというもの実に多くの出会いがありましたし、嬉しい事楽しい事もいっぱいありました。(それに負けんくらい大変な事にも恵まれたワケですが)
これからも百鬼夜号と「TAC’s DDDD」を宜しくお願いしますね。
突き刺さる好奇の視線や嘲笑にもめげる事なく、前向きに前向きに前向きに頑張っていこうと思います!
・・・さて、話題は昨年暮れの12月21日(土)にまで遡ります。(いきなり思いっきり後ろ向きじゃねーか)・・・巷では3連休の初日だったそうですがウチはカンケーなく仕事でしたカァ〜〜〜〜〜・・・・ペっ!!
で、そんな週末の夜。
TACはとある女友達と酒を酌み交わしていたんですが、その時の話題に「やっぱ独身のうちとか若いうちにしか出来ない事ってあるわよね〜〜〜。アタシも”あー、アレやっときゃ良かった”って思う事、たくさんあるもの!」ってのがありました。
その時、考えたんですよ。俺が今までにまだやり残してる事ってなんだろう・・・?
該当する事がたくさんあり過ぎて途中で思考を中断しましたが、その中でも真っ先に思い付いた単語が「一人旅」ってヤツでした。
うん、一人旅ってそういえばやった事ないぞ。ずっと憧れてはいるんだけど、TACが旅行に行く時って絶対二人以上の男か(ヤローと二人っきりの旅なんて絶対イヤ)、一人の女の子(二人以上の相手は無理←?)が一緒でした。話し相手がいない旅って、なんか無理があるようにも思ってましたし。実際そんなヒマも無かったし。
きっとこれからもそんな機会はないんだろーなぁ・・・と、まあそんな事をボンヤリ考えてたワケで。
・・・で、その翌日の日曜日。
二日酔いの頭を押さえつつ、TACは百鬼夜号に乗って職場に出掛けました。実は前日給料日だったんですが、給料袋を丸ごと会社に忘れるという愚を犯しまして、ソレを回収に来てたわけですよ。
そこへ掛かってきた一本の電話。なんと午後から行くはずだった遊びの予定が相手の突然の体調不良によりポシャってしまったんです。
その日は他の友人からもスノーボードに誘われていたので急遽そちらへシフトしようと思いましたが、よく考えてみたら何も準備出来ていない事に気付き断念。
つまり丸一日、いきなり予定が空いてしまったんですよ。
その時でした。
閃光のごとく脳裏によぎった昨夜の話題。「一人旅」。
突然与えられた時間。しかも明日23日は祝日(天皇誕生日)なので実質二連休。
手には、まだ手付かずの給料袋。十分な軍資金。
そして目の前には・・・眩しい陽光の下、妖しく佇む我らが妖怪百鬼夜号。
・・・。
・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・。
旅に出よう。(まったくもって単純な作りのTACさん)
そうだ、旅に出よう!こんなチャンス、滅多に無いじゃないか。
この機を逃したらもう二度と行けないかも知れないじゃないか。(俺がというより百鬼夜号が)
うわ、なんかめっちゃワクワクしてきたぞ。うん、行こう!あてもなく気の向くまま行こう!
ハラが減ったらその地の美味しいものを食べよう。眠くなったら適当な宿屋でも見つけて泊まろう。車中泊だって構わないじゃないか。
・・・心配なのは最近バッテリーの調子があまりよろしくない百鬼夜号である。そーでなくても中古のオンボロ軽自動車による行き先未定の旅。近場ならともかく、はるか遠隔地でいきなり壊れてしまったら帰ってこられない。
そう、これはまさに大きな賭けでもあった。
でも行きたい。
どこへでもいいから行きたい。
百鬼夜号で行きたい!
TAC、慌ててデジカメの充電を開始。同時に携帯から自分のHPの掲示板にアクセス。
携帯からカキコ | |||||||
☆たっくさん [Profile EZwebの方] | |
||||||
|
いざ出発!
こうして・・・完全無欠の行き当たりバッタリ企画がスタートしたのでありました♪
題して、
百鬼夜号と行く、
「イイ荼毘 夢気分」
(のっけから縁起の悪過ぎるタイトル)